ミナは引っ越すことに前向きな姿勢でいましたが、マサ○はというと・・・
「長男なのに、何故に家を出なければいけない」…このことにずっと引っかかっていたようです。
それでも、不動産屋が来た時には腹を括った様子でしたけど。
お舅さんとお姑さん、ミナとマサ○、計4人で現場に向かいました。
その家は玄関を開けると二階まで吹き抜けになっていて、割とお洒落な作りでした。
ただ、気になる箇所が何点かありました。
家の中をじっくりと見終えて帰宅すると、すぐさま家族会議の始まりです。
口火を切ったのはお姑さん。
「…あの吹き抜け、冬寒くて大変だわ。油代、なんぼかかるか分からないよ。」
「そして、あの北向きの部屋。湿気多くてカビるかもよ。」
(・・・(-ω-;)ウーン ・・・ミナも気にはなってたけど・・・)
「油代がたいしたかからなくて済むんなら、普通にやってやれないと思うけどねえ…」
自分の意見をろくに話す事もせず、ただお姑さんの話を聞くだけのミナでした。
「もう少し考えてみたほうがいいんでない?」
(Σ(・ω・;) …この話、言い出したのはアナタでしょ?)
引越しの話は保留になりました。
確かにお姑さんの言う通り、冬の灯油代は大きいものです。
びっちりストーブをつけるとなると、だいたい月に五万はみないといけませんから。
そのことに躊躇しつつも、野望を抱くミナでした。
そんなミナをしり目に、お舅さん達は別の案を考えていたようで・・・
不動産屋にいつまでも迷惑は掛けられないと、結論はあっさりでした。
・・・却下・・・|||||(´ω`;)|||||
用意されていた次なる家族会議の議題は、リフォームでした。
これにはミナも参りました。
やっぱり此処からは逃げられないと、今度はミナが腹を括らざるを得ず・・・
それでも、二階建てを完全に区切ってしまうのですから、今よりはマシと思いその話を進めました。
土地に関する資料を集めたり、何度も銀行へ足を運んだり。
リフォームだからまだいいようなものの、
一戸建てとなるともっと大変なんだろうなと、少し勉強になりました。
リフォーム工事が開始されたのは、2006年の夏の終わりでした。
住みながらの工事だったので、何かと大変でしたが、
壁紙を選んだり、キッチンの色を決めたりと、感性をくすぐられるような、
何だかとても心地良い刺激を受けました。
そして雪が降る前に完成、新居(?)での生活が始まりました。
周りの意見に振り回されはしましたが、良い結果が待っていたんだと感じていました。
最初のうちは下に響く音が気になっていましたが、不思議なものです。
お姑さんの顔が見えないと、((・ω・)…ま、いっか♪)
あれだけピリピリしていたのが嘘のように、気にならなくなっていきました。
とりあえず、一つの問題はクリア出来たように感じていました。
真新しい家の中で、ここはこうして、あそこはこうしよう、などと、毎日色々な事を考えていました。
今が新しいスタートだから心の中も新しくしなきゃいけない。
楽しい気持ちも持ちつつ、これからの事もしっかりと考えようと、張り切っていました。
…なのに、神様は、またミナに試練を与えました。
新たな事件が起きていたことにすら気付くことも出来ずにいたのは、
ミナ自身が、自分しか見ていなかったからなのでしょうか。。。
どん底に突き落とされ、もがくことすら出来なくなってしまったのです。
【続く】
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