飲み屋で働くミナを、励まし支えてくれたカナ。
当時カナはマンション暮らしだったので、
託児所に預けられてる子供達が可哀そうと、家に泊めてくれることもありました。
もちろん、託児料としていくらかは払っていましたが。(笑
そんなカナにはなんでも話し、お互いに相談し合っていました。
常に、ミナと、オサムちゃんノリちゃんとのパイプ役。
かなり助けられました。
…実はカナも×1で。
姉妹で×ってどういうこと?…なんて、二人で笑い反省することもありました。
カナはミナが長女を出産した時に、6年付き合ってきた人と一緒になりました。
そして、一年と数ヶ月で離別。
(…付き合い長いとダメなんじゃないの?一緒に暮らす相手じゃなかったってことだよ。)
なんて、ミナの変ななぐさめの言葉。(笑
カナには子供は居なかったので、悠々自適なシングルライフだったようですが。
ミナがアキラと揉めている時期は、よくカナの所に逃げ込んだものです。
かくまってくれつつも、説教は欠かさず。
毎度怒られているミナでした。
「いつまでもこんなことしてられないよ?」
(・・・だよね・・・(ノω・、) )
…どちらが姉なのか分からない、と言うよりは、カナが姉っぽかったです。
カナはきちんとした会社に勤め、貯金もし、自分のビジョンが確実に出来ていました。
ミナはと言うと・・・真逆ですから・・・
たった二人の姉妹で、オサムちゃんノリちゃんの老後の事を話すこともありました。
はちゃめちゃになってるミナには任せておけない、それがカナの本心だったようで、
「何だかんだ言っても、まずは自分の事でしょ?(笑)」…と。
いつも、いっぱいいっぱいになってるミナを冷静にしてくれるのもカナでした。
カナが、マサ○とのことを一部始終知っているのはもちろんのことで、
その事を、言葉を選びながらオサムちゃんノリちゃんにも伝えているようでした。
たまに実家に帰れば、ノリちゃんは聞いてきました。
「年下の男はどうしたのよ?」
((-ω-)ウーン…別にどうもしてないけど…)
「お前、子供達、施設に預けて好きなことすれば良いんだ。」
「そうすれば自由でいいぞ。」
(・・・それもそうかもね・・・)
子供達を手放すのなら、×になった時にアキラに預けていました。
そんなつもりもないからこそ子供達と居るのに。
ミナはそう思いつつ、心の内は見せません。
この時のノリちゃんは、どんな気持ちでその言葉を発したのか…考えても分かりませんが。
妹を巻き込み、そして両親をも巻き込み…その重圧にだんだんと苦しくなっていました。
それでも自分一人では進めないミナ。
同じ場所で足踏みしている状態に疲れた頃、事件が起きました。
・・・毎月来るものが来ない・・・
・・・ミナは妊娠していました・・・
(…どうしよう…堕ろす…のか?…ヤバイよ…どうすればいいんだよ…)
最悪だ、と思ったのを覚えています。
一人で病院へ行くことも出来ました。でもお金がありません。
マサ○に言うしかありませんでした。
何も言わずに答えを待つはずだったのに、
ミナから答えを求める結果になってしまいました。
(TELじゃダメ。今度来た時に顔を見て話そう。)
そう思いました。
ただ、動揺した気持ちを抑えることが出来ずに、カナに真っ先に伝えました。
「…どうするのさ?…ま、言わなきゃならないのは当たり前だろうけど。」
(・・・だよね・・・)
「…ちゅうかさ?何でミナってそうなんだろうね?」
「姉妹でここまで違いすぎるのも、ある意味すごいよね?(笑)」
(ホント、どうしてミナだけなんだろ…でも二人ともより良くね?(笑))
そんな一大事に、笑いながら会話したのを覚えています。
あとはマサ○に伝えるのみ。
結果次第でオサムちゃんノリちゃんにも伝えなくてはならない。
本当の意味で、決着をつける時がミナに迫っていました。
【続く】
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