2002年。 マサ○との出会いから二年が経っていました。 好きだ惚れたの言葉無しに、気が付いたら一緒に居た。 彼氏彼女、と言うよりは…コンビ…(笑 楽しいことを求める姿勢はよく似ていました。 だからこそ、時間を共有出来たのだと思います。 出会いが2000年… よく自分達で、『ミレニアムバカップル』と言って笑ったものです。 子供達を連れ、旅行にも連れて行ってもらいました。 遊園地…夜景…花火大会…etc… 二年間の間に一度だけあったケンカ。 怒って帰ったマサ○を追うこともせず、これで終わりだと思っているミナに、 今家に着いたからと連絡してきたマサ○。 「なんで追いかけて来ないの?来ると思ってたのに。」 そう言われ揺らいだミナの心と断ち切れない自分。 色々な思い出を振り返りながらも、 意を決したのは、キョウの小学校の入学説明会の時でした。
年が明け春には小学生。 キョウの入学が、ミナを母に引き戻しました。 その時は我慢するという感覚はなく、 母子家庭だからこそまともな子供に育てなくては、と思っていました。 数日後訪れたマサ○。 ミナは様子を伺い、気持ちを伝えるチャンスを狙っていました。 (あのね、この間、小学校の入学説明会に行ってきたんだ。) (…ミナもはっきりしなきゃいけないと思って…) (…このまま、ズルズル過ごしても意味が無いと思うし…) (…だから、マサ○もはっきりさせよ?) (マサ○はミナみたいのにひっかかってちゃいけないと思うし) (周りを見たほういいよ。×1だけは気をつけてさ( ´艸`)ムフ) マサ○は無言のまま、黙ってミナの話を聞いていました。 ただでさえ口数の少ない人でしたから、言葉が出てこなくても仕方ないと思いました。 でも、はっきりさせないといけない、と思っていたミナですからまくりました。 (ね?聞いてるの?・・・) ようやく口を開いたマサ○は、 「・・・俺もそのほうが良いと思ってた・・・」と。 不思議と涙は出ませんでした。 これでやっと前に進んでいける、そう思いました。 (…じゃ、今日で終わりね…) 「・・・でも譲れない・・・」 ((・ω・)ん?何が?) 「だから、譲れないって・・・」 マサ○は、自分の気持ちを譲れない、と言いました。 この一言で、みなの心がまた揺れました。 嬉しくない訳がありません。 ミナを他に譲れないと言ってるのと同じことですから。 キョウの入学までにはまだ時間がありましたし、時間をかけて答えを出そうと思いました。 (今だから、そうやって思うだけかもしれないし。) (少し考えたほうがいいよ。) (来たい時は来ればいいし、ミナは逃げも隠れもしないから(笑)) ・・・ズルイ女です。 自分で出した結論の最終的な答えを、相手に委ねるのですから。 マサ○から伝わってくるものはありました。 きっと、過去にミナが経験してきた状況と同じだったはずです。 自分の好きなことを求めて、周りが見えなくなる。 人生の岐路に立たされ迷う。 …これは今だから分かることですけど… そんなやりとりがあってからも、マサ○はミナの所に来ていました。 ミナは、問いただすことも、気持ちを伝えることもせずに、 ただだだ、マサ○の答えを待つのでした。
【続く】 |