手紙を書きながら意識を失いそうになった事、通夜で心臓が苦しくなった時の事、
日中一人で居る時の恐怖感、夜一人では眠れないという事…
考えすぎだと、そんなことを言ってるからおかしくなるんだとマサ○は言いました。
「お前は何でもマイナスに考えるから悪いんだ」
…そう…ミナは究極のマイナス思考…
それが良くないということをマサ○に気付かされました。
体の異変を分かってもらえず心配すらしてもらえない、
それはミナにとってとても辛いことでした。
何かを感じても口に出せず、耐えなければいけないのですから。
…カナの事はマイナスに考えがちです。
カナの変化に気付いてやれなかった自分、助けてあげられなかった自分…
どれをとっても、もっとやってあげられる事があったはずだと・・・
そんな自分を責めているミナに、マサ○は気付いていたのかもしれません。
「カナちゃんは弱かったんだ。お前がどうのこうの言ったって、もうどうにもならない」
…現実をしっかり見ろ!…
そう言われた気がしました。
それからです、心の持ち方を考えるようになったのは。
今でも、思い切り泣く事や思い切り怒る事は出来ません。
自分がどうなってしまうか分からない、という恐怖心からです。
唯一出来る事…それは思い切り笑う事。
何でもプラスに考え、そして思い切り楽しんで思い切り笑う。
それが、恐怖感から逃れる一番の方法だと分かりました。
人と会った時、笑顔で会話する。時にはふざけて大笑い。
最初は無理して笑っていました。
でもだんだんと、その時々を楽しむようになりました。
腹の底から笑う…もうずっと前から忘れていることだと気が付きました。
笑顔は人を元気にする。笑顔は人を優しい気持ちにする。
それを自分の肌身で感じ、すばらしい事なんだと実感した時には、
自然と自分の心の持ち方を身に付けることが出来ていました。
壊れそうだった家庭は、今少しづつ修復されてきています。
マサ○の自己中心的な行動は許されないと、ずっと思ってきました。
その思いの上にミナの感情が重なり、いつもキツイ言い方をしてきました。
それが逆効果だったのだと、今は反省しています。
お互いがストレスを感じずに仲良く過ごすにはどうしたらいか…
何も言わないのが一番だと、今になって分かりました。
過ごしてきた日々の中で、同じように思ったことがありましたが、
以前は『目には目歯には歯』の精神でした。
やられた分やり返さないと気が済まない、くらいに思っていました。
悶々とイライラを心に溜め込んで・・・
今は違います。
ミナがされて嫌なことをマサ○にしない…ただそれだけです。
それだけなのに、家庭の中は大きく変わりました。
マサ○の行動は相変わらずです。毎日のように家に居ません。
でも、ミナはそれに対してうるさく言いません。
マサ○の居ない時間がミナの自由な時間、と考えることが出来てるからでしょうね。
かえって、感謝するくらいの気持ちでいます。(笑)
マサ○はどうあれ、ミナ自身は、少し成長出来たと感じています。
これから先の事を考えたり、少しづつですが希望を抱くようになりました。
毎日、今日も頑張るぞという前向きな気持ちでいます。
…大切なものを失って、大切なことを教えられた…
そんな気がしています。。。
【続く】



